第23回 MORPHEUS DROPTUNE DT1
日に日に暖かくなり、季節は春に向かっていますね。
ちょっと家のことでいろいろあり更新が滞りました。
さて、機材紹介第7弾です。今回もエフェクターです。
今回は、機材の説明をする前に、前置きとして、ギターのチューニングについて話をします。
ご存知のとおりギターという楽器は弦を巻き上げ、弦の張力によって各弦の音高が決まります。
いわゆるギターのノーマルチューニングというのは、6弦(太い弦)から1弦(細い弦)に向かって、E,A,D,G,B,Eとなっています。
でも、世の中の楽曲をみると、必ずしもノーマルチューニングの曲ばかりではありません。
特にハードロックやヘヴィメタルでは、サウンドにヘヴィさを求めるため、ギターのチューニングを全体的に半音、1音低くして音に迫力を出す傾向があります。
チューニングを低くすることで、得られるカッコよさは確かにあります。
ヘビメタ命ということで半音下げの曲だけをずっと弾いていれば何ら問題ないのですが、やっぱり普段から色々な曲を弾きたいわけで、そんな時、いちいちチューニングをし直すのって、結構面倒くさいんですよ。
これが、ロック式トレモロ搭載のギターだと、その面倒くささは、結構どころか、本当に嫌になるくらいの面倒くささになります。(こんなこと書いたってギター弾く人にしか伝わらないと思いますが)
面倒ならギターを2本用意すれば済むことですが、残念なことにウチにはギターは1本しか置いてありません。

そんな面倒くささを解消するために、導入したのが今回紹介する機材MORPHEUS(モーフィアス)のDROPTUNE(ドロップチューン)DT1です。
コレを使うと、チューニングし直すことなく、音高だけ低くすることができます。
ペダルを踏み込むたびに半音、1音、1音半、2音、2音半、3音と半音ステップで音高が低くなります。
あと、オクターブ下げと、それを応用したオクターバーの機能も付いています。
本当にそれぞれの弦がちゃんと正確に半音づつ低くなるの?と疑問を抱きたくなると思いますが、これが意外と正確なんですよ。
まあ、製品の性格上、正確じゃなかったらこのエフェクターの存在意義がなくなってしまいますが...。
前に紹介したBOSSのアコースティックシミュレーターと同様で悪く言ってしまえばインチキですね。
でも、本当に便利です。
実際にレコーディングをする時は、ちゃんとチューニングをしてやり、普段の練習はDROPTUNEで済ますというスタンスがいいのではないでしょうか?
といいつつも、ここのブログのビートルズのイエスタデイは、DROPTUNEを使ってレコーディングしました。
しかし、ビートルズが1音下げチューニングの曲をやっていることも意外です。
まあ、この曲の場合は別にヘヴィさを求めたわけではなく、ベストなキーや奏法的な効率を考えて1音下げにしたんだと思いますが。
ということで、ここのブログのイエスタデイは、BOSSのAC-3とDROPTUNEという虚飾で塗り固められた曲(笑)なのですが、そういったことを伏せて聴いた時にどれだけの人が、そのことに気が付くのか興味深いところです。
ちょっと話はズレますが、よくテレビのヴァラエティ番組で3、4万円のヴァイオリンと億単位の価値があるストラディヴァリウスの音をブラインドテストで聴き当てるとかっていう企画をやると、そこそこ知識をもった人でも、こっちの方がいい音とかいって安物のヴァイオリンを選ぶことがありますが、人の判断基準なんて結構いい加減というか感覚的ですよね。
ブランドに弱かったり、偏見でモノをみたり、高いものがいいものという理論にとらわれて、本質を見抜けない人は意外と多いですね。まあ、僕のことですけど。
このブログは今のところノーマルチューニングの曲が大半なので、DROPTUNEも当分の間は出番はないと思いますが、今後ハードロック等やる場合に登場するかもしれません。
ちょっと家のことでいろいろあり更新が滞りました。
さて、機材紹介第7弾です。今回もエフェクターです。
今回は、機材の説明をする前に、前置きとして、ギターのチューニングについて話をします。
ご存知のとおりギターという楽器は弦を巻き上げ、弦の張力によって各弦の音高が決まります。
いわゆるギターのノーマルチューニングというのは、6弦(太い弦)から1弦(細い弦)に向かって、E,A,D,G,B,Eとなっています。
でも、世の中の楽曲をみると、必ずしもノーマルチューニングの曲ばかりではありません。
特にハードロックやヘヴィメタルでは、サウンドにヘヴィさを求めるため、ギターのチューニングを全体的に半音、1音低くして音に迫力を出す傾向があります。
チューニングを低くすることで、得られるカッコよさは確かにあります。
ヘビメタ命ということで半音下げの曲だけをずっと弾いていれば何ら問題ないのですが、やっぱり普段から色々な曲を弾きたいわけで、そんな時、いちいちチューニングをし直すのって、結構面倒くさいんですよ。
これが、ロック式トレモロ搭載のギターだと、その面倒くささは、結構どころか、本当に嫌になるくらいの面倒くささになります。(こんなこと書いたってギター弾く人にしか伝わらないと思いますが)
面倒ならギターを2本用意すれば済むことですが、残念なことにウチにはギターは1本しか置いてありません。
そんな面倒くささを解消するために、導入したのが今回紹介する機材MORPHEUS(モーフィアス)のDROPTUNE(ドロップチューン)DT1です。
コレを使うと、チューニングし直すことなく、音高だけ低くすることができます。
ペダルを踏み込むたびに半音、1音、1音半、2音、2音半、3音と半音ステップで音高が低くなります。
あと、オクターブ下げと、それを応用したオクターバーの機能も付いています。
本当にそれぞれの弦がちゃんと正確に半音づつ低くなるの?と疑問を抱きたくなると思いますが、これが意外と正確なんですよ。
まあ、製品の性格上、正確じゃなかったらこのエフェクターの存在意義がなくなってしまいますが...。
前に紹介したBOSSのアコースティックシミュレーターと同様で悪く言ってしまえばインチキですね。
でも、本当に便利です。
実際にレコーディングをする時は、ちゃんとチューニングをしてやり、普段の練習はDROPTUNEで済ますというスタンスがいいのではないでしょうか?
といいつつも、ここのブログのビートルズのイエスタデイは、DROPTUNEを使ってレコーディングしました。
しかし、ビートルズが1音下げチューニングの曲をやっていることも意外です。
まあ、この曲の場合は別にヘヴィさを求めたわけではなく、ベストなキーや奏法的な効率を考えて1音下げにしたんだと思いますが。
ということで、ここのブログのイエスタデイは、BOSSのAC-3とDROPTUNEという虚飾で塗り固められた曲(笑)なのですが、そういったことを伏せて聴いた時にどれだけの人が、そのことに気が付くのか興味深いところです。
ちょっと話はズレますが、よくテレビのヴァラエティ番組で3、4万円のヴァイオリンと億単位の価値があるストラディヴァリウスの音をブラインドテストで聴き当てるとかっていう企画をやると、そこそこ知識をもった人でも、こっちの方がいい音とかいって安物のヴァイオリンを選ぶことがありますが、人の判断基準なんて結構いい加減というか感覚的ですよね。
ブランドに弱かったり、偏見でモノをみたり、高いものがいいものという理論にとらわれて、本質を見抜けない人は意外と多いですね。まあ、僕のことですけど。
このブログは今のところノーマルチューニングの曲が大半なので、DROPTUNEも当分の間は出番はないと思いますが、今後ハードロック等やる場合に登場するかもしれません。
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Posted by cha-key at
◆2011年02月24日22:35
│機材公開
この記事へのコメント
面白いもの持ってますねぇ~。
これどうなの?と思ってましたがこんな身近に持ってる人がいたとは(笑)
ギター1本ですか?
今何使ってるんです?
これどうなの?と思ってましたがこんな身近に持ってる人がいたとは(笑)
ギター1本ですか?
今何使ってるんです?
Posted by たかのり at 2011年02月25日 17:19
ギターを複数もっていてハーフダウン専用のギターを用意できるならば要らないモノかもしれません。最近、たまにXのBLUE BLOOD等を弾いているので重宝しています。
ちなみに今使っているギターは相変わらずのYAMAHAのPacifica Customです。昔からもっているトラ目の入った黄色いやつね。
そういや、まだ機材紹介でギター類を1本も紹介してないことに気が付きましたw
ちなみに今使っているギターは相変わらずのYAMAHAのPacifica Customです。昔からもっているトラ目の入った黄色いやつね。
そういや、まだ機材紹介でギター類を1本も紹介してないことに気が付きましたw
Posted by cha-key
at 2011年02月25日 21:58
