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第27回 Hughes&Kettner ZenTera ①
さて、前回、少し触れましたが機材環境を一新しました。
新しく入手したアンプについて紹介したいと思います。
10年ほど前に発売されたものなのですが、Hughes & Kettner(ヒューズ & ケトナー)のZenTera(ゼンテラ)というアンプです。

はいはい。分かってます。
またモデリングアンプかよ!って声が誰かさんから聞こえてきそうですが、別にいいでしょ、好きなんだから。
まあ細かい使用感は後で述べることにします。
とにかく10年ほど前に流行したモデリングアンプのブームの中で頂点にあったのが、おそらく、このZenTeraだったのではないかと思います。
当時、価格からして税込み本体価格535,500円
っていうのは、アマチュアには簡単に手が出せない高嶺の花でした。
付属品のフットスイッチボードだけでも73,500円って、それだけで上等なコンパクトエフェクターがいくつか買えてしまいます。
当然、当時は自分が使えるような代物ではないと思っていましたが、10年近く経ち、モデリングアンプのブームも過ぎ去り、最近は値段も落ち着いてきたところに
オークションに納得できる値段で出品されていたため、思わずポチッとやってしまいました。
さすがに値段が値段だけあって、外装のクオリティも高く、黒光りしているボディは強烈な存在感を放っています。

さて、アンプの仕様について簡単に触れたいと思います。
100W×2というステレオ仕様のアンプになります。完全にプロのステージ使用の目的としたアンプです。
家なんかで普通に鳴らそうものなら、いくら田舎といえども間違いなく近所から苦情の電話の嵐となります。
ただYAMAHAのDG100同様に独立したマスターボリュームにより、サウンドクオリティを保ったまま全体音量をコントロールできるため小音量でも満足できる音が得られます。
また、ステレオのラインアウトにはHughes&KettnerのキャビネットシミュレータRED BOX同等の回路が搭載されているため、アンプそのものを鳴らさなくても、迫力のある音を得ることができます。
この機能がないと深夜の作業ができないので個人的には必須の機能です。
マニュアルには、このアンプのウリはダイナミック・セクター・モデリングというテクノロジーにあると書いてあります。
難しいことはよくわかりませんが、元になるアンプの回路をセクションごとに細かく分析し、それらのダイナミックな相互作用をモデル化することのようです。
そして、それを可能にしたのが、24BitのA/Dコンバーターによる116dBのダイナミックレンジと2機の32Bit浮動小数点演算DSPによるレイテンシーの排除にあるとあります。
ますます訳がわからなくなりますが、当時の最新鋭のテクノロジーを集結させ、チューブアンプの歴代の銘器の数々の音に極限まで迫ったということだと思います。
一応、今までにYAMAHAのDG、LINE6の最高峰VETTA2、そしてZenTeraと所有し、実際に弾いてきて、モデリングアンプについては、少しは語れるつもりでいますが、ZenTeraのギターのボリューム変化やピッキングの強弱に対してのトーンへのレスポンスのよさはピカイチだと思います。
VETTAについては3年ほど前に2ヶ月ほどしか所有していなかったので、あまり細かく語れないため、YAMAHAのDGと比較しての話になりますが、ピッキングのダイナミクスについては弱めに弾けばクリーントーンで、強めに弾けばクランチトーンになるという変化はDGよりかなりスムーズというか表現力があるというか自然な感じだと思います。
あと、アンプタイプのバリエーションについては非常に豊富です。フェンダー系、VOX、マーシャルのPLEXIからモダン、ソルダーノ、ブギー、ローランドのJCまでカバーしているため、極上クリーンから激歪みまで1台でこなします。
DGもリード、ドライブ、クランチ、クリーンが用意されてはいるものの、元となる2種類の基本的なサウンドキャラクターが決まっていたので、バリエーションという意味ではそんなに幅広くはありませんでした。まあ、DGはDGで捨てがたい音を出していましたが。(できれば手元に置いておきたかった)
僕のうんちくを聞いたところで訳が分からないと思うので、とりあえず、この動画見ていただければ、大体の感じは掴めると思います。
今のところ、このブログの歌でZenTeraで録ったのはスピッツのロビンソンとBOØWYのハイウェイに乗る前にになります。
ロビンソンはFenderのBlackFaceタイプを使用、ハイウェイはRolandのJC120タイプにZenTera内蔵の歪み系のエフェクトをかまして録りました。
また、ZenTeraは内蔵エフェクトも備えています。
基本的なものが多いのですが、ポイントをおさえたエフェクト群となっています。
このあたりは、また次回にお伝えしたいと思います。
では、とりあえず今回はこのへんで。
新しく入手したアンプについて紹介したいと思います。
10年ほど前に発売されたものなのですが、Hughes & Kettner(ヒューズ & ケトナー)のZenTera(ゼンテラ)というアンプです。
はいはい。分かってます。
またモデリングアンプかよ!って声が誰かさんから聞こえてきそうですが、別にいいでしょ、好きなんだから。
まあ細かい使用感は後で述べることにします。
とにかく10年ほど前に流行したモデリングアンプのブームの中で頂点にあったのが、おそらく、このZenTeraだったのではないかと思います。
当時、価格からして税込み本体価格535,500円

付属品のフットスイッチボードだけでも73,500円って、それだけで上等なコンパクトエフェクターがいくつか買えてしまいます。
当然、当時は自分が使えるような代物ではないと思っていましたが、10年近く経ち、モデリングアンプのブームも過ぎ去り、最近は値段も落ち着いてきたところに
オークションに納得できる値段で出品されていたため、思わずポチッとやってしまいました。
さすがに値段が値段だけあって、外装のクオリティも高く、黒光りしているボディは強烈な存在感を放っています。

さて、アンプの仕様について簡単に触れたいと思います。
100W×2というステレオ仕様のアンプになります。完全にプロのステージ使用の目的としたアンプです。
家なんかで普通に鳴らそうものなら、いくら田舎といえども間違いなく近所から苦情の電話の嵐となります。
ただYAMAHAのDG100同様に独立したマスターボリュームにより、サウンドクオリティを保ったまま全体音量をコントロールできるため小音量でも満足できる音が得られます。
また、ステレオのラインアウトにはHughes&KettnerのキャビネットシミュレータRED BOX同等の回路が搭載されているため、アンプそのものを鳴らさなくても、迫力のある音を得ることができます。
この機能がないと深夜の作業ができないので個人的には必須の機能です。
マニュアルには、このアンプのウリはダイナミック・セクター・モデリングというテクノロジーにあると書いてあります。
難しいことはよくわかりませんが、元になるアンプの回路をセクションごとに細かく分析し、それらのダイナミックな相互作用をモデル化することのようです。
そして、それを可能にしたのが、24BitのA/Dコンバーターによる116dBのダイナミックレンジと2機の32Bit浮動小数点演算DSPによるレイテンシーの排除にあるとあります。
ますます訳がわからなくなりますが、当時の最新鋭のテクノロジーを集結させ、チューブアンプの歴代の銘器の数々の音に極限まで迫ったということだと思います。
一応、今までにYAMAHAのDG、LINE6の最高峰VETTA2、そしてZenTeraと所有し、実際に弾いてきて、モデリングアンプについては、少しは語れるつもりでいますが、ZenTeraのギターのボリューム変化やピッキングの強弱に対してのトーンへのレスポンスのよさはピカイチだと思います。
VETTAについては3年ほど前に2ヶ月ほどしか所有していなかったので、あまり細かく語れないため、YAMAHAのDGと比較しての話になりますが、ピッキングのダイナミクスについては弱めに弾けばクリーントーンで、強めに弾けばクランチトーンになるという変化はDGよりかなりスムーズというか表現力があるというか自然な感じだと思います。
あと、アンプタイプのバリエーションについては非常に豊富です。フェンダー系、VOX、マーシャルのPLEXIからモダン、ソルダーノ、ブギー、ローランドのJCまでカバーしているため、極上クリーンから激歪みまで1台でこなします。
DGもリード、ドライブ、クランチ、クリーンが用意されてはいるものの、元となる2種類の基本的なサウンドキャラクターが決まっていたので、バリエーションという意味ではそんなに幅広くはありませんでした。まあ、DGはDGで捨てがたい音を出していましたが。(できれば手元に置いておきたかった)
僕のうんちくを聞いたところで訳が分からないと思うので、とりあえず、この動画見ていただければ、大体の感じは掴めると思います。
今のところ、このブログの歌でZenTeraで録ったのはスピッツのロビンソンとBOØWYのハイウェイに乗る前にになります。
ロビンソンはFenderのBlackFaceタイプを使用、ハイウェイはRolandのJC120タイプにZenTera内蔵の歪み系のエフェクトをかまして録りました。
また、ZenTeraは内蔵エフェクトも備えています。
基本的なものが多いのですが、ポイントをおさえたエフェクト群となっています。
このあたりは、また次回にお伝えしたいと思います。
では、とりあえず今回はこのへんで。
Posted by cha-key at
◆2011年04月15日00:00
│機材公開
第26回 BOφWY ハイウェイに乗る前に
さあ、新年度のはじまりです。
といっても自分自身は家族も含め今年は特に大きな変化もなく普段と変わりありません。
花粉症でいまいちシャキっとしませんが、目標である月1曲のアップはサボらずにやりました。
さて、第26回目の今回はBOØWYのハイウェイに乗る前にを送ります。

彼らの3rdアルバムの中の1曲です。
ライブでは定番の曲ですね。ヒムロックがソロになってからも何度も演奏されています。
1985年の曲なのでテレフォンボックスとか懐かしい言葉が出てきますが、曲のカッコよさは今でも十分に通用すると思います。
この曲もムーさんからお借りしているオケにギターと歌をのせました。
しかし、いつも思うのですがオケのクオリティが高いので、弾いていても歌ってもいても本当に楽しんでやれます。
さて、曲を聴いてみて、鋭い人はわかったかもしれませんが、今までのBOØWYの曲とギターの音色が変わったことに気がついたでしょうか?
(そんな違いがわかるまで聞き込んでるヤツはいないと思いますが)
実は最近、機材環境を一新しました。
新しい機材の紹介はまた追々としますが、うちのギターシステムの中核を担っていたマルチエフェクターも、気に入っていたアンプも既に手元にありません。
いや、決して、このブログの機材紹介コーナーを充実させるために一新したわけではないですよ。
まあ、そのあたりは次回のお楽しみということで。
といっても自分自身は家族も含め今年は特に大きな変化もなく普段と変わりありません。
花粉症でいまいちシャキっとしませんが、目標である月1曲のアップはサボらずにやりました。
さて、第26回目の今回はBOØWYのハイウェイに乗る前にを送ります。

彼らの3rdアルバムの中の1曲です。
ライブでは定番の曲ですね。ヒムロックがソロになってからも何度も演奏されています。
1985年の曲なのでテレフォンボックスとか懐かしい言葉が出てきますが、曲のカッコよさは今でも十分に通用すると思います。
この曲もムーさんからお借りしているオケにギターと歌をのせました。
しかし、いつも思うのですがオケのクオリティが高いので、弾いていても歌ってもいても本当に楽しんでやれます。
さて、曲を聴いてみて、鋭い人はわかったかもしれませんが、今までのBOØWYの曲とギターの音色が変わったことに気がついたでしょうか?
(そんな違いがわかるまで聞き込んでるヤツはいないと思いますが)
実は最近、機材環境を一新しました。
新しい機材の紹介はまた追々としますが、うちのギターシステムの中核を担っていたマルチエフェクターも、気に入っていたアンプも既に手元にありません。
いや、決して、このブログの機材紹介コーナーを充実させるために一新したわけではないですよ。
まあ、そのあたりは次回のお楽しみということで。
Posted by cha-key at
◆2011年04月01日00:00
│曲公開